16/July/2004 Appenzell, Winterthre

本日は再び快晴。Bregenzの目抜き通りでは朝市が早くから開かれていました。スイス旅行の最終日、早起きして別の田園風景へと足を伸ばしてみる事にしました。

その田園風景とは、Appenzellです。
ここは、建築のガイドブックによればGigon & Guiyerの美術館が有名なのですが、実は他におすすめの建築があります。昔煉瓦を焼いていた炉を美術館に改装したものです。Davosでもらったパンフレットをたよりに行ったのですが、なかなか良い。この地出身の画家の展示室に同じAppnzellの田園風景を切り取る窓がもうけられており、絵を見ると同時にその絵の土地をみることができる。古い炉を改装してホールにしたりカフェにしているところもレンガと木、コンクリートの使い方が自然です。
すっかりこれもG&Gの作品だと思っていたらもっと若手のEHT出身の建築家でした。

肝心のG&Gの美術館は明日からオープンする展示のプレス取材で閉館中。あいにく、外観のみの見学となりました。やはり、G&Gの美術館では窓の扱い方が特徴的です。是非内部からみてみたかった。 

そしてAppenzellの山を下ってWinterthreへ向かいました。
再び都会です。といっても、緑が多く美術館が16もあるということから、どことなくアカデミックな、文化的な香りがしてきます。そして、Gigon & Guiyerの市立美術館増築へ。ここでもやはり窓が特徴的。窓の外に必ず木が見える。美術館の監視員の人に話を聞いたら、この木々は既存のものだとのこと。
G & Gの美術館を見て回って、そしてH de Mの美術館も見て、改めて窓のデザインに気が付かされました。

これにてスイスの旅終了。Zurichに向かってデンマークへ旅立ちます。それでは再び車窓ならぬ飛行機窓から。
コペンの空港に降り立つ直前の夕焼けです。

そして帰宅。日付変わって午前12時半。

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